「買わせない動画」は、いくらで売る?
― Shopify動画販売の“逆張り価格設計” ―
「この商品は、あなたには向きません」
「今は来ない方がいいです」
そんな**“買わせない動画”は、本当に売れるのか?**
答えは YES。
ただし、価格設計を間違えると一気に見られなくなります。
ここでは、実際に機能する
買わせない動画専用の価格ルールを紹介します。
価格設計の大原則
「悩みの重さ × 判断スピード」で決める
買わせない動画は
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学習
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娯楽
ではなく、判断のための道具。
だから相場ではなく、
**「迷っている時間の短縮コスト」**で決めます。
王道3パターン(これ以外はほぼ失敗)
① ワンコイン判断型|¥200〜¥500
向いている業種
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講師
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EC
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来店前サービス
例
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「この講座、今は受けるな動画」
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「この商品を買うと後悔する人チェック」
考え方
無料だと見ない
高いと疑う
👉 「ちょっと払えば迷いが消える」価格
② 時間節約型|¥800〜¥1,500
向いている業種
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整体・美容・サロン
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高単価EC
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比較検討が長い商品
例
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「あなたの腰痛、うちでは直らない理由」
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「この価格帯を選ぶと失敗する人」
考え方
30分〜1時間の迷いを
5分で終わらせる値段
👉 “高い”ではなく“助かる”になる
③ 覚悟確認型|¥2,000〜¥3,000
向いている業種
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BtoB
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高額講座
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長期契約サービス
例
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「この条件の会社は導入NG動画」
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「失敗する発注パターン再現解説」
考え方
この金額を払えないなら
最初から相手にしなくていい
👉 動画がフィルター兼契約前テストになる
やってはいけない価格設定
❌ 無料
→ 本気の人ほど見ない
→ クレーマーを呼び込む
❌ 本編と同じ価格
→ 「じゃあ最初から本編でいい」
❌ 安売り(¥50・¥100)
→ “重要な判断”に見えなくなる
Shopify「かんたん動画販売」と相性がいい理由
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少額でも決済が早い
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動画=商品として違和感がない
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「判断専用動画」を量産できる
つまり
動画を売っているのではなく、
“冷静になる時間”を売っている。
まとめ(ここだけ覚えてください)
買わせない動画の価格は、
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安さではなく「迷いの重さ」
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学びではなく「判断の即効性」
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内容量ではなく「納得感」
で決める。
正しく値付けされた「買うな動画」は、
一番あとで一番大きく売上を連れてきます。